スーツのお手入れ
コロナ禍の折、緊急事態宣言が再々発出されスーツを着る時間が減っている方が多いかと思いますが、久しぶりに着ようと思ったら「あれ?」という事にならないよう、お手入れについて書いてみようと思います。
スーツを一日着たその後、どうされていますか? ちゃんとケアしてあげれば型崩れやシワなどの小さいトラブルを防ぎ、スーツを長持ちさせることにも繋がるんです。
スーツを一日着たその後、どうされていますか? ちゃんとケアしてあげれば型崩れやシワなどの小さいトラブルを防ぎ、スーツを長持ちさせることにも繋がるんです。
ブラシ
外から帰ってスーツを脱いだら、まずブラッシングして下さい。
肩線は中心から外側へ、袖や見頃は上から下へ、優しく軽く
ブラッシングして下さい。
目に見えなくても細かいほこり(土埃など)が付着しています。
アルカリ性の土埃は色あせや変色の原因になってしまうのです。
肩線は中心から外側へ、袖や見頃は上から下へ、優しく軽く
ブラッシングして下さい。
目に見えなくても細かいほこり(土埃など)が付着しています。
アルカリ性の土埃は色あせや変色の原因になってしまうのです。
ハンガー
ブラッシングが終わったらハンガーに掛けましょう。
ハンガーは肩先に厚みがあるモノが望ましいです。
スーツは立体で作られていますので、薄いハンガーだと
ペタッとしてしまい、形が崩れてしまうのです。
手元にそう言ったハンガーが無い場合は、タオルなどを
ハンガーに巻いて、肩先に厚みを持たせて下さい。
着用後はすぐにクローゼットに仕舞わないで、一昼夜は
風通しの良い所で空気を通して下さい。
ハンガーは肩先に厚みがあるモノが望ましいです。
スーツは立体で作られていますので、薄いハンガーだと
ペタッとしてしまい、形が崩れてしまうのです。
手元にそう言ったハンガーが無い場合は、タオルなどを
ハンガーに巻いて、肩先に厚みを持たせて下さい。
着用後はすぐにクローゼットに仕舞わないで、一昼夜は
風通しの良い所で空気を通して下さい。
プレスハンガー
トラウザース(パンツ)もブラッシングしてからハンガーへ。
オススメしているのが画像のプレスハンガーです。
裾を挟んでベルトが下になるように吊るして下さい。
一日履いたウール100%のトラウザースは、膝の裏などにシワがついています。
体表から発散された水分を繊維が含んでいるうちにこのように
吊るすと、自重でシワが伸びてくれます。
オススメしているのが画像のプレスハンガーです。
裾を挟んでベルトが下になるように吊るして下さい。
一日履いたウール100%のトラウザースは、膝の裏などにシワがついています。
体表から発散された水分を繊維が含んでいるうちにこのように
吊るすと、自重でシワが伸びてくれます。
スーツカバー
毎日の事ではないのですが、シーズンが終わったら次のシーズンまで
着なくなるわけですが、クリーニング店のビニール袋が掛かったまま
保管すると、溶剤が乾ききっていない場合はカビや虫食いなどのダメージ
を負ってしまう可能性があるので、ビニールは外しましょう。
かといってむき出しで半年ほど保管しますとホコリを被ってしまいますので
通気性のあるカバーを使用して下さい
ジェントルで納品時にスーツを入れているカバーは通気性のある
不織布なので、お持ちの方は是非ご利用ください。
着なくなるわけですが、クリーニング店のビニール袋が掛かったまま
保管すると、溶剤が乾ききっていない場合はカビや虫食いなどのダメージ
を負ってしまう可能性があるので、ビニールは外しましょう。
かといってむき出しで半年ほど保管しますとホコリを被ってしまいますので
通気性のあるカバーを使用して下さい
ジェントルで納品時にスーツを入れているカバーは通気性のある
不織布なので、お持ちの方は是非ご利用ください。
最後に
せっかく安くないお金を支払って手に入れたお洋服で、お仕事の相棒ですから
丁寧に扱って、長く気持ちよく着て頂きたいとテーラーである私は思うのです。
簡単に書きましたが、もっと詳しく知りたい方、もっと分かりやすく知りたい方
は、お気軽に(営業時間内に)お問合せ下さい。
丁寧に扱って、長く気持ちよく着て頂きたいとテーラーである私は思うのです。
簡単に書きましたが、もっと詳しく知りたい方、もっと分かりやすく知りたい方
は、お気軽に(営業時間内に)お問合せ下さい。